2022年10月1日、オーストラリアのシドニーで初の日本酒コンクール「Australian Sake Awards」が開催され、熟成酒部門において「2000 朝日川」が金賞を受賞いたしました。
オーストラリアの清酒輸出量は世界第7位。
近年右肩あがりの人気を見せています。
さらに日本酒の魅力を多くの人に伝え、日本酒のエキスパートを育成させるために「Australian Sake Award」は開催されました。
本コンクールは「消費者に一番近い」ことを大切にしており、審査員もオーストラリア人ソムリエや酒販店・飲食業従事者、日本酒資格保持者など70名で構成されています。
さらに日本酒のエキスパートの育成のため、全審査員たちは日本酒にまつわる講義を受講したうえで審査に臨みます。
本コンクールの受賞酒は同じくシドニーで開催される日本酒フェスティバル「Australian Sake Festival」のステージで発表され、まさに「消費者に一番近い」コンクールです。
〈金賞受賞銘柄紹介〉
「2000 朝日川」
・原料米:出羽燦々 精米歩合70%
・アルコール分:19度
・常温タンク貯蔵
口に含んだ途端、上品な酸味とバナナ、カラメル、オークと
いった熟成酒ならではの芳醇な香りが立ち上ります。
甘味も十分あり、梅のような爽やかなフレーバーが余韻を
残します。酸が素晴らしく、キレがある一品。
https://oldvintage.jp/collections/2000-asahikawa
・醸造元:朝日川酒造(創業1822年、兵庫県河北町)
東北の山形(村山)盆地に立地する朝日川酒造。江戸末期に創業し、伝統を受け継ぎながら近年では純米酒、純米吟醸酒の 製造研究に力を入れてきた。並行して、熟成酒の研究開発に も取り組み、熟成方法や清酒のタイプ別、熟成年数による違 いなど、その知見は注目されている。
これからも「古昔の美酒」は世界に熟成古酒の文化を伝え、一人でも多くの方に驚きと感動の体験を届けられるようにより一層精進いたします。