熟成文化の歴史

熟成古酒が登場する最も古い文献は、
鎌倉時代に書かれた日蓮上人の
手紙とされています。
(古酒を送ってきた信徒に味わいを称える内容)

その後、江戸時代の各文献の中にも
熟成酒が登場し特別な日本酒として
珍重されていたことが伺えます。

しかし明治に入り、
政府が財政の安定化のため
酒蔵に対し造石税を採用。
販売量でなく生産量に対して
高い税を課しまた日清戦争、日露戦争、
第二次世界大戦など
戦争の度に増税が繰り返されます。

さらには戦時中の慢性的な
食糧不足も重なり
熟成酒を貯蔵することが
困難となる時代を迎えました。

1944年に造石税は廃止されましたが、
引き続きの物資不足に加え、
美味しい新酒づくりのための
精米技術の発達により
手間暇のかかる熟成酒は
過去の物となってしまいます。

その後、昭和後期から平成になり、
ようやく熟成酒造りに取り組める環境が
整い始めると高品質な熟成酒を
製造する酒蔵が出始めました。

大正、昭和、平成の空白の100年間を経て
令和となった今こそ
國酒に携わる方々が一丸となり
日本が誇る熟成古酒の文化と魅力を
世界に向けて
発信していく時がきました。

KOSYU to the world!